こんにちは。先日勢いでレンズを買ってしまいました。
コシナのCarl Zeissレンズ Makro-Planar T* 2/50 ZF.2です。
これはFマウントのマニュアルフォーカス(MF)レンズになります。なぜ購入したのか。
FTZあるしなんかFマウントのレンズないかなーってたまに調べていた時にたまたまこのレンズの記事を読んで気になってしまいました。
抜群の写り、見た目に惹かれ、さらにハーフマクロということもマクロレンズを持っていない自分に刺さり、勢いで購入に至ってしまいました。
早速Z6に装着
FマウントレンズですのでFTZを介して装着します。FTZは三脚座の出っ張りがボディ底面より下に出てるのがイヤですね。新しいFTZIIはこの出っ張りがなくなったので良いです。わざわざ買い替えはしないですけど。
FTZ分だけ長くなってしまいます。このレンズは510gでずしりと重さを感じます。しかしカッコいいです。マウントアダプターを介さずに付けたい欲求が湧いてきます。一眼レフ買う?いや、それはさすがにやりすぎですね…
NikonZ6で撮影してきた
まずは散歩がてら近所の紫陽花を撮影しました。
ハーフマクロでかなり寄れます。絞り開放でこの写りです。マニュアルフォーカスでピント合わせが難しいですけど、拡大しながら合わせればそれほど苦でもないですね。それより被写界深度が浅すぎて手持ちで寄ると狙ったところにピント合わせるのが難しい。被写界深度について身を持って勉強させてくれます。
しっかり解像して色ははっきり出る感じでしょうか。他のレンズと比較してどうだとか細かいことは分かりませんけど。良い写り。
木漏れ日が玉ボケになっていますが、口径食は結構すごいです。背景が悪くて、ごちゃごちゃしてますね。
逆光で撮影しました。思いっきり太陽が入るように構えると、こんな風になってしまいます↓
火の玉のようなゴーストが出てるのがわかるでしょうか。最新のZレンズと同じように扱ってはいけませんね。
寄れるから寄りたくなります。今まで撮れなかった世界に足を踏み入れました。
蟻と紫陽花のマクロ撮影しようとするもMFで動き回る蟻を捉えることは自分には出来ず。カマキリなら余裕でした。
登山に持って行く可能性はありませんが、近くの低山に持って行ってみました。
こうしてみると周辺減光がよく分かりますけど、これも雰囲気あって良いです。
しっとり感が出てますねー。
なんてことない登山道も味が出ているような気がしてしまいます。
遠景も綺麗に解像しています。この日は連日記録的な猛暑が続いており、おかげで霞がかっています。
寄れるって楽しいです。花を見つけるととりあえず寄ってしまいますね。
X-T4にも装着してみました
せっかくだからFUJIFILM X-T4にも装着してみました。K&F conceptのマウントアダプターを介して装着です。
レンズなしレリーズをonにすることをお忘れなく。
X-T4に装着するとF値の情報がカメラ側に伝わらないので、EXIFデータをみても分かりません。そのかわりにZ6では使えなかった絞りリングが使えます。やっぱり絞りリングはいいですね。
以下記載のF値は記憶の中の数値です。
X-T4に装着すると75mm相当の画角になります。
クラシックネガで撮影してみました。
X-T4でも良い写りをしてくれますね。
何気ない歩道もノスタルジックに?
半逆光くらいにしておきます。もう一つ手前の花にピントでも良かったかもしれません。
撮る楽しさも味わえて買って良かった
開放からとても綺麗に写るレンズで、ハーフマクロで寄って撮影も可能で非常に良いレンズだと思います。
金属鏡筒の質感、ヘリコイドの重さ、見た目、持っているよろこびも味わえます。
マニュアルフォーカスがネックですが、逆に言うとマニュアルで撮影する楽しさを味わえます。ピントが合っているのか不安になりますし、良く見ると外してることも多いですけど結構慣れてくるのと、その作業も楽しめます。
レンズ沼にまたハマりました。他にFマウントの古いレンズ買っちゃおうかな。せっかくだから一眼レフでFTZなしで使いたいなとかなんとか。さすがに買わないとは思いますけど、沼って怖いですね。
それでは、また。
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