先日タムロンからXマウントレンズ第2弾となる17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXDが発売されました。
純正のXF 16-55mm F2.8 R LM WRと比較すると、焦点距離70mm(35mm換算105mm)までカバーしていて、手振れ補正が付いているにもかかわらず、価格は約8万円台 vs. 12万円とだいぶお財布に優しい(それでも高額ですけどね)レンズです。
自分はXF 16-55mm F2.8を所有していましたが、いつの間にかすでに手元にありませんので、所有しているTAMRON 18-300mm F3.5-6.3と比較してみました。
ちなみに、見た目の比較写真を撮影するのを忘れてしまうというミス。本当にいつも抜けが多いです。
見た目は、17-70mmと18−300mmはほぼ同じ。18−300mmが約6mm長いだけです。フィルター径は67mmと同じで、質量は17-70mmが530gに対して18-300mmが620g。サイズも見た目もほとんど両者には違いがありません。二つとも持っていたら間違えると思います。
TAMRON 17-70mm F/2.8で実際に撮影
実は、せっかく借りたのに色々と都合がつかず全然撮影できませんでした。家族の写真は撮ることができましたが、ここに載せられるような写真は少ししかありません。
今年様々な機材で撮影している蓮の花を今回も少しだけですが撮影しました。
焦点距離70mm(換算105mm)までカバーしているので望遠が必須な蓮の花も近くに咲いている花なら寄って撮影できます。
望遠端70mmの焦点距離と開放F2.8、そして最短撮影距離0.39m(望遠端)ですので、しっかりと寄って背景をボケさせることができます。
F8まで絞ってみました。ハチのおしりもよく写っています。正直、絞り開放でも絞っても画質の違いはよくわかりません。良く写っているなと思います。
逆光耐性については気にならなかったですね。
TAMRON 18-300mmと比較
ちょっとだけ比較撮影してみました。
蓮の花の写りについては18-300mmで撮影した記事を見てください。
TAMRON 17-70mm F/2.8とTAMRON 18-300mm F/3.5-6.3を並べてみます。先に言うと、自分には両者の写りの違いが分かりませんでした。
18−300mmは約70mmにして撮影しました。
↑17−70mm ↓18−300mm
↑17−70mm ↓18−300mm
↑17−70mm ↓18−300mm
どうでしょうか。自分には描写の違いはよく分かりませんね。
やはり明らかな違いは、焦点距離とF値です。TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3を使っていると、もうちょっと明るければと思うことが多いです。そのかわり焦点距離が足りないということはないのですけど。
もちろん17−70mm F/2.8を使えば、もうちょっと望遠までいければと思うであろうことは間違いありません。
両者の写りや近接性能は大きく変わらないので、もしタムロンのズームレンズから選ぶなら、F2.8が欲しいのか、焦点距離が欲しいのかで選べば良いのかなと思いました。
自分は18-300mmを使っていてF値が気になることが多いので、17−70mm F/2.8の方がいいかなと思う反面、明るさに関しては単焦点レンズ達があるので、望遠レンズを持っていない部分を18-300mmでカバーしたほうが良いかという気持ちです。
あとは、年内にSIGMAから18-50mm F2.8 DC DNというコンパクトなズームレンズが登場する予定ですので、そちらの購入を第一に考えているということもあります。やっぱり家族で出かけてる時なんかはコンパクトなほうが良いですからね。
それにしても、TAMRONとSIGMAの参入によってこんなに選択肢が増えるなんて。ありがたいことですね。
同じようにズームレンズに迷う方に少しでも参考になれば幸いです。
それでは、また。
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