TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3を購入してからずっと行きたかった動物園に行きました。手軽に望遠を楽しめるといったら動物園だと思います。子供も楽しめるし一石二鳥ですね。
今回の撮影機材
・FUJIFILM X-T4
・TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD
ほとんど撮って出しです。フィルムシミュレーションはクラシックネガで、設定のベースは、『FUJI X WEEKLY』というアプリのSuperia Premium 400から引用しました(Webをリンクしていますが、アプリが便利です)。
設定
・ダイナミックレンジ:200%
・トーンカーブ:H -2, S 0
・カラー:+4
・シャープネス:+1(アプリは−1)
・明瞭度:0(アプリは−2)
・グレインエフェクト:off
・カラークロームエフェクト:off(アプリはStrong、設定し忘れ)
・カラークロームブルー:off(こちらも設定し忘れ)
・ホワイトバランス:4700K, R +4, B -3
明瞭度は変更すると撮影後の処理に時間がかかるので±0にして、シャープネスは+1にしています。カラークロームエフェクトとカラークロームブルーは、普段weakでいれることが多いですが、設定し忘れました。
クラシックネガを使いたかったのもX-T3から買い替えた理由の一つではありました。しかし、実際使ってみると、うまく使いこなせないことが多かったです。今回こそはクラシックネガで撮影してみようと、『FUJI X WEEKLY』の力を借りてみました。RAWも撮っているので、気に入らなければあとでX RAW STUDIOで別のフィルムシミュレーションに現像し直せば良いだけです。
撮影記録
まずは象から。これが1枚目でしたが、なんか良いぞ。ちなみにこの時おトイレ中でした。焦点距離も載せていますが、フルサイズ換算ではなくAPS-Cのものです。
んーなんだったか忘れましたが、トカゲ系です。
コツメカワウソが可愛すぎました。しかし、動きが速過ぎて全然撮れない。毛布から顔出したところをなんとか捉えることができました。
マーラというネズミ科の動物です。結構離れていましたが、焦点距離300mmですので近づかなくても撮れます。便利。
カンガルーって渋過ぎる。胸板もあるし、すごくダンディな目をしています。葉巻くわえても似合いそう。
寒いから?水の中で立っているやつが1羽もいなかったです。
個人的に気に入っているミミズクの写真。寝てるかと思ったらカッと目を開いたところが格好良かったです。こちらは後からシャドウを上げて、ハイライトを下げています。
カッコよく歩いて欲しかったけどゴロゴロと猫のようになっていました。
猿山のてっぺんで仲睦まじく毛繕いしている2匹。
まとめ
と、いうわけで、TAMRON 18-300mmで動物園を撮影してきました。換算450mmは素晴らしいです。これくらいの焦点距離をカバーしていると動物園で十分に楽しめると思います。純正であればXF 70-300mmF4-5.6 R LM OIS WRが軽量で焦点距離も同じですので候補になりますね。ただ、自分のように子供達も撮影してっていうのを同時にこなす場合には、TAMRON 18-300mmの便利ズームのほうが使いやすいと思います。
弱点はやはりF値が大きいということで、暗めの場所で動き回る動物を撮るのが苦手です。あとは、動物を認識しないので、どうしても金網にピントが合ってしまってマニュアルに変えるも機会を逃すってことが何度かありました。カメラ本体側の問題ですね。それと、金網越しの撮影の場合に、なるべく望遠にする・金網から離れた被写体を狙ってもどうしても金網が消えない時に、F値がもっと小さくなればなーと思うことも何度かありました。便利ズームにそれを望んではいけませんが。
フィルムシミュレーションに関しては、クラシックネガというよりSuperia Premium 400の設定を楽しむという形になりましたが、自分的にはすごくハマっていたと思いました。これからも使っていきたいですね。キャノン、ニコンのカメラも使ってみて感じたのは、富士フイルムのフィルムシミュレーションってすごく良く作り込んでいて、写真を気軽に楽しめるカメラだなーということ。とはいえ、まだまだ使いこなせていないので、楽しんで撮影していきたいですね。
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