茨城県の母子島遊水池(はこじまゆうすいち)で今年初の日の出を見てきました。元旦は早起きしたくなかったのと、どこも混み合うかもしれないからと1月3日になってから日の出を見てきました。自分にとっての初日の出です。
母子島遊水池は筑波山を撮影するスポットとして有名で、なかでも10月末と2月中旬には筑波山山頂から日の出が上がるダイヤモンド筑波という写真が撮影できることで有名です。初日の出は筑波山から離れた位置になりますが、それでも池に映える筑波山と日の出を撮影できるので、天気も良く風も弱い予報の1月3日に行ってみることにしました。
今回の撮影は、赤城山に続いてNIKON Z6 + NIKKOR Z 20mm f/1.8をメインにしています。母子島遊水池は広角すぎると、遊水池を横切る電線がおもいっきり画角に入ってきますので、この焦点距離は本来は適していないと思います。とはいえ、まだZマウントレンズが1本しかないので、サブとしてFUJIFILM X-T4 + XF 35mm F1.4 Rも用意しました。
母子島遊水池(はこじまゆうすいち)の概要
母子島遊水池は、茨城県筑西市にある遊水池で、昭和の水害の後に作られました。
母子島遊水池といえば、ダイヤモンド筑波が有名です。ここでは、10月末と2月中旬に筑波山山頂から太陽が昇りダイヤモンド富士ならぬダイヤモンド筑波を見ることができ、遊水池の水面に逆さダイヤモンド筑波が映れば、ダブルダイヤモンド筑波と言われます。さすが「西の富士、東の筑波」という言葉まであるくらいで、富士山に対抗しています。また、遊水池の周囲にはたくさんの桜が咲きますので、桜の時期もおすすめのようです。
駐車場は結構広く整備されています。駐車場からすぐ池に下りることができるので、アクセスは容易です。トイレは併設されておらず、1km離れた公園が最寄りということですので、基本的にはトイレは済ませておいた方が良いです。
撮影記録
1月3日の日の出は6時50分。遅刻はしたくない性分の自分は、5時50分には到着しました。もちろんまだ周囲は真っ暗でブルーアワーですらありません。しかし、上には上がいるもので、すでに1台の先着の方がいらっしゃいました。
筑波山と向かい合った池のほとりに三脚を構えて、ひとまず星が写るうちに筑波山を撮影しました。
撮影する頃には日の出方向は少しだけ明るくなってきました。広角で撮影するとこんな感じで電線がおもいっきり入ってきます。これはちょっといれたくないですが、今日はZ6と20mm f/1.8の試し撮りというか練習のつもりでもあるので、このままいきます。
気温は忘れましたが氷点下で、池の水も表面が凍っています。
Dxクロップして30mm相当にするとこんな感じになりました。ちょうど電線ギリギリです。
X-T4+XF 35mm F1.4(換算53mm)です。こちらは手持ち撮影です。絞り開放で撮影していましたが、絞ったほうが良かったな。X-T4の手ぶれ補正ならシャッタースピードはもっと稼げたはずでした。
少し時間が経って日の出10分前です。西の空が綺麗なピンク色に染まっていました。
カメラを撮りがち。いよいよ日の出方向が明るくなってきました。
ついにご来光。見え始めるとあっという間に昇ってきます。
東の空は快晴で、今年初の日の出を拝むことができました。朝日は気持ちいい。このへんまで昇ってきたらどんどんと他の撮影者達は帰っていきます。
三脚やカメラバッグに霜が降りていました。自分もだいぶ冷え込んだので、これで撮影は終了しました。
まとめ
というわけで、今回は2022年初の日の出撮影に行った記録でした。快晴で日の出を拝むという目的は達成しましたが、印象的な写真は撮れなかったです。腕の問題ですけど、20mm縛りのせいということにします。せめてDxクロップのまま撮影しても良かったと思いますね。いまいちな写真ばかりですが、成長記録となることを期待します。
母子島遊水池は、日本百名山の筑波山と朝日を絡めて撮影できるスポットで、今回が初訪問でしたが、自宅から比較的近めなのでまた訪問したいです。ダイヤモンド筑波は、混むのが好きでないのため行かないと思いますが。
次は標準ズームレンズを手に入れてから再訪問したいと思います。Z 24-120mmを予約していますが、発売日に手に入るのでしょうか。桜の頃には手に入れたい(母子島遊水池は桜も咲きます)。というか桜の頃までに入手できなければZ 24-70mm f/4を購入してしまいそうですね。。。
それでは、また。
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