2021年末に家族でPICA富士西湖にキャンプに行きました。このキャンプ場は、富士五湖の一つ西湖の湖畔にあるキャンプ場で、湖畔にあるため釣り・カヌー・カヤックなどの遊びが充実しています。PICAリゾートのキャンプ場は、テント場よりはコテージが充実しているので、キャンプしてみたいけどテントは持っていないという方や、冬もキャンプしたいけどテント泊は寒いからやりたくない、という方におすすめです。そんな我が家も、家族で真冬のテント泊はやりたくないと言われているので、コテージ泊での利用となりました。
今回のカメラ&レンズは、
FUJIFILM X-T4
TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (メイン、日中)
FUJIFILM XF 18mmF1.4 R LM WR(暗くなってから)
です。せっかくだから朝焼けの富士山撮影したいなと思って、他のXFレンズやNIKON Z6 + NIKKOR Z 20mm f1.8 S/ AF-S NIKKOR 50mm f/1.8Gも一応持って行きました。
PICA富士西湖の概要
PICA富士西湖は、富士五湖の一つ西湖の南側湖畔にあるキャンプ場です。河口湖ICから20分前後で着きますのでアクセスは良好です。
こちらのキャンプ場は、コテージだけで8種類、他にトレーラーコテージ、パオ、テントサイトとたくさんの宿泊施設がありますので、色々なニーズに応えてくれると思います。
場内にはドッグランや釣り堀がありますが、小さい子供が遊ぶような遊具などはなかったと思います。湖畔のキャンプ場ならではの、カヌープログラムやバスフィッシングのプログラムを申し込むことができます。MTB(マウンテンバイク)のコースもあって、レンタルできるようです。
オフィシャルサイト:https://www.pica-resort.jp/saiko/
ちなみに、PICA富士西湖からは富士山は見えません。これはちょっと残念。せっかく富士山の麓に来たので富士山見ながらキャンプが出来たら最高でした。
西湖から富士山を眺めることができるのは、西湖の西岸にある根場浜(ねんばはま)だけです。
となれば、やるべきことは一つ。日の出前に根場浜に行って富士山の写真を撮ろう!一応そんな目標を持ってキャンプに向かいました…
まず河口湖を訪問
年末でしたので、帰省ラッシュに巻き込まれたくないと思って、早朝に出発しました。おかげで渋滞はなかったのですが、チェックインまではだいぶ時間があり、河口湖で遊ぶことに。
富士山パノラマロープウェイ
朝一で訪れたのは、河口湖畔にある富士山パノラマロープウェイです。かちかち山という兎と狸の民話の舞台(正確には太宰治が書き直した小説カチカチ山の舞台のようです)が、この山と河口湖とされているらしく、カチカチ山をテーマにした施設になっています。
激混みで営業30分前から行列でした。ロープウェイは兎号と狸号の2台体制です。
結構な急斜面を一気に登ります。
ロープウェイを降りたら、富士山がお出迎え。寒いけどテンション上がります。
随所に兎と狸がいます。
そして山頂付近には絶景ブランコという、富士山に向かって漕ぐことができるブランコがあります。こういうやつ流行りですかね。でも、なんかおしゃれ感が全くなくて、ちょっと残念な感じです。上の看板はなくても良かったような・・・
ブランコの後はお団子食べて休憩。すぐ下の木に何羽かのメジロがいました。TAMRON 18-300mmなら300mmでグイッと寄れます。さすが便利ズーム、便利です(語彙力なし)。自分が撮っていたら娘(7歳)も撮りたいと言うので渡してみたら、バッチリとメジロの横顔を捉えていました。
ロープウェイで降りたら白鳥に乗りたいと。風が強くて結構波打っているのがわかるでしょうか。絶対寒い。
白鳥を楽しんだ後は、お昼ご飯にほうとうでも食べようと、ほうとうで有名な『小作』に行きましたが、異常な混雑でした。結局ファミレスで昼食にしてPICA富士西湖に向かいました。
PICA富士西湖に到着
PICA富士西湖は概要欄に記載したとおり、宿泊施設が豊富で、コテージ同士も密集はしておらず、広い森の中に点在している感じです。なので、今回の訪問では全く全貌が分かりませんでした。
場内は一方通行でぐるっと回ります。
今回宿泊するコテージです。「コテージ・デラックス」というタイプで、トイレと流し付きの大きめタイプです。
暖房は普通のエアコンと写真のヒーターのダブルで、全く寒くないです。
流しつき。やかんとかコップもありました。
子供が喜ぶロフト付きです。マットと毛布と枕が用意されていました。我が家はマットの上にキャンプのシュラフで寝ました
ちょっと散歩に湖畔まで行きました。電源付きテントサイトの横を抜けると湖畔につきます。湖畔は↑の写真の対岸のキャンプ場みたいに広々としたスペースはなくて、この写真に写っている幅くらいで、桟橋があるだけです。
桟橋はカヌーとかのアクティビティで使うのかな。写真は東側を向いており、富士山はもっと南東方向で全く見えません。
コテージデラックスのデッキには机とテーブルとバーベキュー台が設置されています。逆三角形になっていて、網の大きさによって炭との距離が変わりますので、大きい網だと炭火から遠くなります。
まだ3回目くらいの出番のユニフレームのダッチオーブンで、豚肉のコーラ煮を作りました。コーラ煮は正直どうなるのか怖かったですが、意外と味は普通においしかったです。ただ、醤油を結構入れないと味が薄くなります。ネットに載っているレシピを参考にしましたが足りませんでした。ドバッと入れればよかった。
全く美味しそうに撮れない。残飯の写真ですね。
ご飯を食べて、ちょっとダラダラ遊んで就寝です。
写真撮影
翌朝は日の出の富士山を撮る計画を立てていましたが、早朝は車が出せないため徒歩で根場浜まで徒歩で行かなくてはいけません。Googleマップでは徒歩25分。大した距離ではないけど、道中は街灯もない樹海の中の道を行きます(街灯がないかは未確認)。しかも、天気が微妙。
結局、、、
キャンプ場の湖畔から桟橋を撮りました。天気悪くなりそうで日の出見えないかもしれなかったので根場浜には行かずに、キャンプ場の湖畔から日の出を待つことにしました。ここでNIKON Z6+NIKKOR Z 20mm f/1.8 Sの出番です。
ちょっと空も見えていて、雲は多いながらも富士山見えたかなとはじめは思いましたが、そこは割り切って日の出タイムラプスを撮影していたら、西側からたちまち雲が湧いてきて、雪が舞い始めました。
↑よくみると結構雪が降っているのが分かるでしょうか。あっという間に雪が積もり始めました。ちょっと朝焼けと雪のコラボを見て、
こんなガスガスになったので撮影終了です。根場浜まで行かなくて良かったかな。
場内も雪が積もりましたね。
帰りに根場浜に寄りました。根場浜までの道はかなり凍っていました。
前日のリベンジで10時半に小作に行くも、駐車場の半分以上が埋まっていてびっくり。誰も並んでなかったから記名制かと思って入り口に向かったら、続々とみんなでてきてあっという間に行列に。結果的にはうちが前の方に並べてしまい、無事ほうとうを食べました。ちなみに、我が家はあずきほうとうを毎回食べています。ほぼお汁粉です。正月にお汁粉食べる必要ないくらい小豆を味わいました。
ほうとうも食べたし、これでPICA富士西湖の旅は終了です。
まとめ
初めて訪問したPICA富士西湖ですが、設備が整っているため、テントは持ってないけどキャンプに興味があるという方や我が家のように冬は快適にコテージ泊したいなんて方にオススメです。
写真を撮る身としては、せっかく富士山周辺に来たので富士山が見えるキャンプ場にすれば良かったと思いましたね。富士山を撮影しに出かけることは最近なかったのですが、また今度撮影のためにこの辺りに来ようと思います。
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